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あすか製薬

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あすか製薬

今回は、あすか製薬です。あすか製薬といえば武田薬品と深い関係性があることは製薬会社で働いている方は認識されていると思います。では、具体的に企業の注力領域や現状の取扱製品、それぞれの売り上げなどに関してみていきましょう。




【あすか製薬の企業分析】




あすか製薬ですが、特許の残っている主力製品はリフキシマとレルミナになります。この2製品を軸に武田薬品のAG製品や、その他ジェネリック製品を扱いながら現在の開発製品の上市を待っている企業となります。ただ、今後の長期収載品やジェネリック製品の薬価引き下げはより一層厳しくなりそうですので、早めに現状の企業内後発品比率を下げていく事が先決だと思います。また、リフキシマは消化器領域、レルミナは婦人科領域ですので、この2領域にコプロ製品、AG、導入品を追加していく事で製品ポートフォリオを構築していくものと思われます。現在、武田薬品はノンコア領域の製品のライセンスアウトを積極的に行い、シャイアー買収資金回収を行っているので、ノンコア製品の国内販売権をお得な価格で獲得できる可能性もあります。「アジルバ」「ネシーナ」「イニシング」あたりも、おそらくAGのライセンスを取得することができるのではないかと思われます。




【更新情報】

2019年12月24日:子宮筋腫薬 CDB-2914を国内申請(2020年12月ごろに承認の可否が判明する予定)







【あすか製薬について】

あすか製薬の特徴は消化器領域と産婦人領域の製品を新薬ならびにGEでそろえており、その重点領域に特化している点が挙げられます。例えば経口避妊薬や更年期障害治療薬、子宮筋腫の薬剤など産婦人科領域にかなりの製品をそろえております。そういう点からも女性MRが活躍しやすい製品ラインナップなのではと感じます。またそれは、組織改編にも顕著に表れており、2018年10月より「ウィメンズ推進部」という部署が新設されたという事もHPに記載されておりました。




【あすか製薬の現状】

そのあすか製薬の現状ですが、後発品比率が65%と取り扱い製品の中では高めですので、これをコプロ製品や新規導入などで徐々に比率を下げていきたいところです。後発品の薬価に関しては今後ドラスティックに下げられる事が予想されますので、特許のある製品で柱を作っていく事で中長期の経営の見通しが立てられると思います。産婦人科領域に特化していることで、産婦人科領域に新規上市を目指している外資系ベンチャーや、内資系でもたまたま産婦人科領域の新薬の開発に成功したメーカーはあすか製薬に導出やコプロの依頼をするのではないか?と思います。




【あすか製薬の展望】

現状のポートフォリオですと、中長期には経営が難しくなっていくのは間違いありませんが、会社としての産婦人科領域への強みを持ち続け競争優位性をアピールしていく事で、新薬の導入がスムーズに進むことと思います。アステラス製薬や、田辺三菱が開発中の更年期障害の血行障害を適応とした新薬のコプロなどが来たら面白うそうだと個人的には感じます。




【MRの生産性】

現在のMRの1人販売額は1.5憶~1.6億円/年程度で標準的な数字ですのでこのままの水準でMRの人数においては推移するものと思われます。



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