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協和キリン

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協和キリン

こんにちは、@PharmaValueです。

今日は、バイオの先駆け企業の一角である協和キリンの企業分析です。新薬開発は順調、上市した薬剤の浸透率もまずまずであり、まだまだ開発中の候補化合物が多い企業であり、向こう10年~15年は安泰な数少なき内資系製薬会社です。

協和キリンのニュースリリース

・2020年8月26日 腎性貧血治療剤「ダーブロック錠」の国内発売

 

協和キリンの企業研究

協和キリンの現状

2007年に協和発酵がキリングループとの戦略的提携を発表し、キリンHDが友好的なTOB(株式公開買付け)により協和発酵の株式を取得、そして翌年に協和発酵がキリンファーマを完全子会社化し、協和発酵キリン株式会社が誕生。そして2019年に創立70周年に協和キリン株式会社と名称の変更を発表した。2018年末時点で、キリンHDが協和キリンの53%の株式を取得しており筆頭株主である。

協和キリンの経営

協和キリンの特徴(強み)

神経疾患、腎臓疾患、バイオ製剤に自社並びに導入品を交えて強固な製品ポートフォリオを組んでいるのが特徴です。

協和発酵がいち早く取り組んでいた抗体、核酸医薬の芽がそろそろ花を咲かせる気がします。

協和発酵の開発力に加え、キリンファーマの腎臓領域の人脈があるのでこれから5年~10年で大きく飛躍する内資系製薬企業の1つだと思います

協和キリンの財務データ

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各エリアの全売上収益に対するシェア

MR君
クリースビータの台頭で海外売上比率も順調に上がってきているので理想的な状態に近づいてきていると思います。

協和キリンの主要製品

主力製品の四半期別売上推移

主要製品の売上中長期売上(予測)

MR君
ジーラスタ、クリースビータ、ネスプ+AGを中心に今後も売上を伸ばしていきそうだ!それ以外にも新薬をどんどん投入していきそうなので、期待できそうだね
一点心配なのは、レグパラからオケルディアへの切替が計画通り進んでいないことだね!レグパラの特許満了に伴う売上減が心配なので早めに切替を行ってしてほしいね!
MRさん

協和キリンのR&D

協和キリンの後期フェーズ開発製品一覧

【公式】パイプラインの詳細情報はコチラ






協和キリンの将来性

腎領域では、ネスプの特許切れに対してはAGの市場投入と、HIF-PH阻害薬「ダプロデュスタット」の導入に成功し腎臓領域の人脈を活かせるという素晴らしい戦略をとっております。

神経領域(国内)もノウリアストにプラスして久光製薬が開発した「ハルロピテープ」を導入しており、これも注力領域への販売薬剤の追加に成功しております。 また、開発が難渋していたノウリアストも無事FDAから承認が得られ晴れてアメリカへの上市をする事ができます。

特許切れの迫るレグパラに対しては後継品のオルケディアにしっかりと切替が始まっていて本当に素晴らしいと思います。

唯一の欠点であった北米売上売上高も、クリースビータの台頭で克服しつつあります!

個人的には、今後のKHK4083がアトピー性皮膚炎の適応症で承認が得られるのか?や、何かと話題の多いバルドキソロンメチルの国内上市は可能なのか?が気になります。

バルドキソロンメチルに関しては、糖尿病性腎症に対して腎機能悪化抑制ではなく、eGFRという腎機能の指標を改善させたという唯一の薬剤となります。協和キリンの強固な腎領域の製品ポートフォリオにこのバルドキソロンメチルが加わると、より腎臓領域への協和キリンのプレゼンスが上がることは間違いありません。

協和キリンのMR

協和キリンMRの年収、福利厚生

外勤手当、日当(10時間で4000円と比較的高め)、住宅補助、単身赴任手当など製薬企業の一般的な福利厚生はあるようですが、基本給、ボーナスの額は製薬内資系大手と比べて見劣りするようです。

マネージャー(チームリーダー)へ昇格しないと1000万円を超えるのは難しいようです。

しかし、有給の取得率や社内の雰囲気などは現社員から高評価を得ているので、女性も安心して長くMRという職種を続けて行ける企業のようです。

協和キリン 国内MRの将来性

ネスプの特許切れとバイオセイムへの切り替えに伴う売上減、並びに国内の大型製品は少ないように感じますが、神経内科のパーキンソン病領域で「ハルロピ」と「ノウリアスト」の組み合わせによる集中的な販売戦略。

そして、「ロミプレート」、「ダプロデュスタット」、「ネスプ」、「バルドキソロンメチル」を中心とした腎臓領域の製品ラインナップ。

これに加えてバイオ製剤の候補品を様々保持している特徴的な内資系製薬会社です。協和キリンが将来的に経営的なピンチを迎えてもスペシャリティーをここのMR活動を通じて得る事ができるので、十分に転職が可能だと思います。



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