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塩野義製薬

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塩野義製薬

こんにちは、@PharmaValuです。 このページでは塩野義製薬を企業分析していきます。塩野義製薬といえば、HIV関連製品によるロイヤリティ収入、ゾフルーザの国内売上、海外ロイヤリティ収入などにより本業からの利益を示す営業利益は、高水準を維持している現状です。株価も、順調に上昇し続けているが、実際の経営状況を調べると次世代の候補化合物の少なさが気になります。そして、ゾフルーザの耐性に関する問題をどう対処するか。今後に注目です。

塩野義製薬が発表した2030年までの中期経営計画はこちら







塩野義製薬の企業研究

塩野義製薬の現状

塩野義製薬の経営課題

塩野義製薬の財務データ

塩野義製薬の売上構成

下記を見ると一目瞭然だが、売上の大半はロイヤリティ収入から得ているビジネスモデルで、ここまでの収益構造は他の製薬会社でも例がなくとても特殊である。会社自身は資金を潤沢に得られているものの、それに反して国内のMRはプロモーション製品が枯渇しておりモチベーションを維持できない状況が続いているのではないかと危惧している。

塩野義製薬の主要製品

主力製品の四半期別売上推移

塩野義製薬の主要製品中長期売上(予測)

「サインバルタ」「クレストール」「イルベタン」の特許満了後に塩野義を支える収入

【塩野義製薬の中長期売上を支える4つの収入

 インチュニブ

 ゾフルーザの国内売上

 HIV関連製品ロイヤリティ収入(VIIV社売上収益連動)

 ゾフルーザの海外ロイヤリティ収入


細かい小型製品はいくつかあるものの、塩野義製薬の売上を構成しているのは、の4つのみです。2つの収入はゾフルーザ関連なので副作用など発生した際は、経営上のリスクはかなり上昇します。

現状、国内のゾフルーザ売上高は年間4億円まで落ち込みました。ここからブランドイメージの改善を図るのはとても困難であると思われます。


ロイヤリティ収入の大部分を占めているViiV社のHIV関連ロイヤリティ収入は、ギリアドサイエンシズのHIV新薬群からシェアを死守することができるのかも注目すべきポイントだと思います。


【後発品上市】 サインバルタの後発品上市予測(2021年~)


塩野義製薬の主な開発製品一覧

塩野義製薬の後期フェーズ開発製品

【警告】開発製品が少なく、次世代製品の確保が急務


VIIV(ヴィーブ)社の開発製品

塩野義製薬も出資している合弁会社VIIV(ヴィーブ)社が、長期作用型注射剤の抗HIV治療薬「カボテグラビル」が、P3相試験(ATLAS-2M試験)で主要評価項目を達成した。

この結果により、マーケットはギリアドサイエンシズのBiktarvyを超える売上(ピーク時約7000億円予想)を上げるのではないか、と予想しています。

しかしながら、一度目の協議では安全性面をFDAが懸念して承認は見送りになりました。


【危機!】ViiV期待の長時間作用型HIV製剤がFDAよりCRL受領(却下)2019.12.23

注目:手元資金の使用用途

もう1点注目すべきと思われる点は6000億円超の利益剰余金の使用用途です。2019年10月にUMNファーマの買収が発表されましたが、その後も事業提携、導入品や買収など行われると思われます。

塩野義製薬の国内MRってどうよ?

上記で記載している通り、一見企業の業績は優れているように感じますが、実態はロイヤリティ収入です。

国内MRで長い間の勤務は、現状難しいと想像します。下記が今後の国内MRさんに求められるであろう活動内容です。

2020年~2023年は厳しい暗黒時代に入る可能性が高い!!

【国内MRの注力ポイント】

① サインバルタの後発品対策

② ゾフルーザ耐性問題を抱えながらの販促活動

③ オキシコンチン、クレストール、イルベタンの長期収載品の販促

④ 武田薬品(元シャイアー)と共同でインチュニブの売上最大化


【朗報】海外駐在員や海外事業を希望する社員へは、チャンス多い?

ロイヤリティ収入主体の事業内容であり、内資系企業で海外支社のコントロールも行う事より、海外でのアライアンスや事業企画などの仕事は、多くあると思われるので、海外駐在や海外事業担当を行いたいと思っている方は、チャンスが多い企業だと思います。


主力製品の中長期売上推移予測【日本国内】

注目
2020年版 インフルエンザ治療薬の特徴と売上比較

各インフルエンザ治療薬の特徴 インフルエンザ治療薬の売上比較 MR君下に直近のインフルエンザ治療薬の売上を四半期ごとにまとめてみたよ!

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塩野義製薬の総括

✔️ ゾフルーザの国内売上は壊滅的。ロシュによるグローバル売上に期待

✔️ 国内医薬品事業は、年々先細りに。塩野義へのMRでの入社は危険か?

✔️ ViiVの新規HIV治療薬のFDAへの対応に注目

✔️ 保有資産や利益剰余金の次の使用用途に注目

✔️ 新型コロナウイルス用ワクチンの開発できるか、生産体制構築ができるか?に注目



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