科研製薬は、整形領域、感染症領域、免疫領域に注力する国内中規模の内資系企業です。
研究をするまで気づきませんでしたが、同規模の売上高をもつ内資系製薬会社と比べて本業の利益を示す営業利益率がとても高いと感じました。
これは、アルツ、クレナフィンなど自社製品の大型化によるものだと思われます。しかしながら、海外展開ができていなく収益源が日本に限られていることを心配しています。
現在、クレナフィンの海外導出を様々なローカルの製薬会社に行っている様ですので、これを足掛かりにポストクレナフィンが創薬できた際の基盤を作っていくフェーズにあると感じます。
科研製薬の企業研究
Youtube解説
科研製薬の現状
科研製薬の経営課題

売上収益、営業利益の推移

2021年3月期の結果

企業情報



科研製薬の主要製品
主要製品の四半期別売上推移

主要製品の中長期売上(予測)



科研製薬の開発製品

【速報】レナバサム:主要評価項目および副次評価項目でプラセボとの間に有意差なし(全身性強皮症)
【速報】レナバサム:主要評価項目および副次評価項目でプラセボとの間に有意差なし(皮膚筋炎)
【領域を絞った製品開発と導入】
科研製薬のプレスリリースや候補化合物のリストを見てみると、しっかりと注力領域に集中している事が感じます。
選択と集中の仕方が素晴らしいと感じますので、是非「皮膚科」「整形外科」の科研製薬のポジショニングを確固たるものにしてほしいと思います。
少し心配なのは、不動産サービス業も行っている様なのですが、ここに本腰を入れるような事はしないで頂きたいと思います。
【科研製薬のMR】
日当は1700円という噂があります。(業界では最安値だと思います。)
年収も高営業利益率の割には業界標準より200~300万円程度低いようです。(当然人によりますが、平均値は低いようです。)
海外へのインセンティブ旅行は好評のようなので、こういった直接的なお金と別の形のインセンティブをうまく利用している様です。
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