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長期的に安泰な製薬会社はどこだ?

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長期的に安泰な製薬会社はどこだ?

新薬指数で分析する将来安泰な製薬会社

将来安泰な企業への就職、転職を念頭に

現在、製薬業界では早期退職やリストラ、大型新薬のパテント切れなど暗い話が続いていますが、そもそも医薬品はP1~P3の開発過程と、特許期間8年~15年程度という将来を予想できるヒントが転がっています。このヒントを元に、将来の就職、転職する企業の優先順位をつけていくべきだと私は考えます。

そこで、今回お役立ちできると思われる記事がこちらです。この記事を元に今から4年後の2024年時点で、上市間もない新薬群の売上比率が高い製薬会社が予測できます。そういった会社に意図的に就職、転職する事で、「長期的に安泰な生活」を得られるかもしれません。

はじめに、説明

下記のグラフでは、2019年時点と、2024年(予測)の発売後10年以上経っている薬剤の依存度を示しています。(全体の売上総額に対する、2019年時点、2024年時点それぞれの発売後10年以上たつ薬剤(エスタブリッシュ薬剤)の総売上の比率)。表は、2019年時点でのエスタブリッシュ製品への依存度が高い順に上から並んでいる。

サノフィ、アッヴィ

サノフィ、アッヴィ:2019年時点で最も発売後10年以上たつ薬剤群で総収益が支えられており、その大型薬剤のパテントクリフに怯えながら経営を行っているのは、サノフィとアッヴィである。アッヴィは、当然の事ながら、ヒュミラへの依存度が高くそこからの脱却が現在の一番の課題である。しかしながら2024年は、その比率を下げる事に成功するであろうという予想であり、そのけん引役となるのはスキリージとRINVOQなどの新薬群の台頭である。

メルク、BMS

続いて見ていきたいのは、PD-1レース最中の2社であるメルクとBMSである。この2社は、キートルーダとオプジーボ&エリキュースへの依存度が高くなり2024年時点ではその薬剤群は発売後10年以上経っており、それらへの依存度が高くなっている事がわかる。どちらの薬剤も2028年ごろにアメリカでの特許満了となる予定であるので、この大きな依存からどのように脱却するのかは注目であろう。

日本勢(武田薬品、第一三共、アステラス)

日本勢では、武田薬品、アステラス、第一三共が予測されている。この3社の2024年時のエスタブリッシュ薬剤への依存度は2019年よりも高まると予想されている。第一三共は、乳がん治療薬エンハーツの登場によりエスタブリッシュ製品への依存度は薄まるのかと思いきや、リクシアナを筆頭にそれらへ依存度の方が高いようだ。この3社には2024年までの期間にどれだけ有望な新薬候補化合物を生み出せるのかに注目していきたい。

ギリアドサイエンシズ

最も驚くべき数値を出しているのが、ギリアドサイエンシズだ。2024年時のエスタブリッシュ製品への依存度は10%を切っているという予測がされている。これで2024年時の総収益も現状と変化が内容であれば、その後の10年間(2035年程度まで)安泰であろう。2020年~2024年はギリアドサイエンシズへの転職希望者が現在以上になるのかもしれない。

Roche、Novartis

個人的に注目しているのは、RocheとNovartisです。売上高はトップレベルの製薬企業で、大型薬剤も何剤か保有しているものの現在はエスタブリッシュ製品への依存度が高いのは否定できません。しかし、その巨額な投資金額によるアーリーフェーズの化合物の買収、企業買収、そして自社開発によって2024年は新薬比率の方が高くなるという予測となっております。



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