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Bayer(バイエル薬品)

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Bayer(バイエル薬品)

バイエル薬品の企業研究

こんにちは、PharmaValue(@pharma_value)です。

本日は、世界最古の製薬会社の1つアスピリン®で有名な「Bayer(バイエル薬品)」を調査したいと思います。

アスピリンの創薬メーカーという事や、昨今MRがプロモーションに力を入れているイグザレルト®もありバイエル薬品=循環器メーカーという印象がありますが、現在の製品ポートフォリオや、今後の進むべき方向性はどうなんだろうか?





Bayerの現状

Executive Summary

企業情報

売上収益の推移

MR君

バイエル薬品は、2006年に「シェーリング」を約1.7兆円で、そして2016年に約7兆円で農薬大手の「モンサント社」を買収しているんだね。

モンサント社の買収は2000年代で最も評価されていないM&Aのうちの1つと酷評されているのが現状だよ。

各地域の売上シェア(製薬部門)

MR君
バイエル薬品の売上構成比は、アメリカの売上よりヨーロッパ&中東の売上が大きいという珍しい企業だよ。さすがドイツ企業だね。

バイエル薬品の主要製品

最重要3製品

MR君

最注力品目のイグザレルトの売上はアメリカ以外のものだよ。アメリカは、J&Jに販売をお願いしている関係上、売上計上はされていないよ。

そのアメリカ市場では、イグザレルトの売上は、BMSとファイザーのエリキュースに押されていて、日本市場でもリクシアナに防戦一方という状況だ。

アイリーアの競合品がついに登場します!

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主要製品の四半期別売上推移

主要製品の中長期売上推移(予測)

MR君

2023年以降大丈夫?

イグザレルトのヨーロッパと日本の特許が切れる2023年くらい。同時期に、アイリーアも特許満了になる可能性が高いので2本柱を2023年以降に一気に失う可能性がある。また、現状1000億円以上売れる公算がある薬剤は、ミレーナのみという状況なんだね。ちょっと心配。

バイエル薬品の研究開発(R&D)

研究開発費の費用

後期開発製品の一覧

MR君

開発製品にはオンコロジー製品と、腎臓・循環器製品が目立つね!

Molidustatは、HIF-PH阻害薬なので少し競合メーカーから出遅れ気味。

Vericiguatは、思わぬPh3での好結果が出たので期待できるかもね!上市した時は、メルクと共同販売になりそうだ。HFrEFでの適応で上市すると、ノバルティスの LCZ696 (ネプライシン)とのポジショニング(どちらが治療のベースとなり追加療法になるのか?など)が重要になりそうだね。

総括「バイエル薬品」

現在のポートフォリオから考えるとまぎれもなく「イグザレルト®」と「アイリーア®」の2本柱の経営を余儀なくされている。

イグザレルト®は全世界で競合メーカーに押され気味の状況、アイリーアはアメリカの販売が創薬元のRegeneron社であり、今後ヨーロッパや日本での後発品の採用と浸透状況、そしてアライアンス契約など気になるところですね。

総括:モンサント社の買収後の株主からの評価が低い事、そして2023年以降のイグザレルト、アイリーアの特許切れ、加えてそれらに代わる大型新薬が上市されていない現状を考えると、かなり心配な企業。と言っても、現金と利益剰余金が潤沢で、事業譲渡も選択肢として可能な現状を考えると、まだ安泰であると思います。

MR君
アイリーアの日本国内の販売契約は2019年末に参天製薬と契約延長を発表したね。



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