こんにちは、製薬さんです。2019年度の決算発表内容を更新しました。(2020年1月29日更新)
Pfizer(ファイザー)の企業研究
アメリカ式の経営手法を実践し、来年からは長期収載品事業のアップジョン事業をマイランに売却することが決まり、新薬に資源も人も集中させることになる。
Pfizer(ファイザー)に関して
■ YouTube解説
Pfizer(ファイザー)の業績サマリー

現状のファイザーであるが、世界トップの製薬会社であり、各数字は業界トップレベルである。
利益剰余金、流動資産、現金も潤沢であるので、そろそろ次の買収を検討しているのかもしれない。

ファイザーの売上(Revenue)推移
✔ ワイスを買収し、一時600億ドルを超える売上を確保できたが、主力製品の特許満了などで現状の500億ドル程度に落ち着いている
✔ 今後の事業規模は?:2020年以降は、長期収載製品群をマイラン社へ売却する事もあり、400億ドル規模の会社となる。売上自体は減少するものの、より収益率が高い企業を目指すようだ。

ファイザーの地域別売上シェア
ファイザーの地域別の売上シェアであるが、約50%がアメリカであり、その他の世界各国で残り半分を分けあっているという構図だ。

下記が、現状の特許切れ製品を扱う事業部のアップジョンと、新薬を扱うファイザーの売上比率である。
Pfizer(ファイザー)の重要製品

Pfizerの最重要3製品

主要製品の四半期別売上推移

主力製品の中長期売上推移(予測)

Pfizer(ファイザー)の主な後期開発製品

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