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Pfizer(ファイザー)

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Pfizer(ファイザー)

こんにちは、PharmaValueです。2019年度の決算発表内容を更新しました。(2020年1月29日更新)

<ファイザー社のホームページ>

https://www.pfizer.com

<ファイザー社の株価をチェック>

https://stocks.finance.yahoo.co.jp/us/detail/PFE

Pfizer(ファイザー)の企業研究

アメリカ式の経営手法を実践し、来年からは長期収載品事業のアップジョン事業をマイランに売却することが決まり、新薬に資源も人も集中させることになる。







Pfizer(ファイザー)に関して

Pfizer(ファイザー)の業績サマリー

現状のファイザーであるが、世界トップの製薬会社であり、各数字は業界トップレベルである。

利益剰余金、流動資産、現金も潤沢であるので、そろそろ次の買収を検討しているのかもしれない。

ファイザーの売上(Revenue)推移

ワイスを買収し、一時600億ドルを超える売上を確保できたが、主力製品の特許満了などで現状の500億ドル程度に落ち着いている

今後の事業規模は?:2020年以降は、長期収載製品群をマイラン社へ売却する事もあり、400億ドル規模の会社となる。売上自体は減少するものの、より収益率が高い企業を目指すようだ。

ファイザーの地域別売上シェア

ファイザーの地域別の売上シェアであるが、約50%がアメリカであり、その他の世界各国で残り半分を分けあっているという構図だ。

ファイザーの事業別売上シェア

下記が、現状の特許切れ製品を扱う事業部のアップジョンと、新薬を扱うファイザーの売上比率である。

後ほども触れるが、アップジョン事業は、マイラン社へ切り離して売られる予定になっているので、2021年以降は、現在の売上の20%程度は失う形になる。

Pfizer(ファイザー)の重要製品

Pfizerの最重要3製品

最重要3製品の現状:3製品で売上約1.6兆円!!

下記3製品が今後のファイザーの売上を支える3製品であろう。

イブランス: 乳がん治療薬のイブランスへの期待は大きい。予測では8,000億円を超えるピークセールスも夢ではないという声もある。

エリキュース:BMSと共同販売しているエリキュースだが、アメリカでは競合のイグザレルト(アメリカはは、J&Jが販売)は、売上減少しており着実にシェアを奪っている。まだまだ上昇しそうだ。

プレベナー13:特許満了前に、後継品を出す予定で研究開発を行なっているようだ。満足いく結果が得られるのか注目したい。

主要製品の2019年の年間売上

主要製品の四半期別売上推移

救世主となるのか?ビンダケル/Vyndamax!

暗いニュースの多いファイザーだが、トランスサイレチン型心アミロイドーシス治療薬という希少疾病の治療薬として2018年に欧州、2019年にアメリカで発売されたのだが、ファイザーが思っていた以上の立ち上がりを見せている様だ。

現状、アメリカでは10万人の患者が存在していると考えられていて、その中の約5.5%に処方されている。2019年第4Qのアメリカの販売額は約$100(million)なので、今後$1000~$1500はアメリカ国内だけで狙えるかもしれない。注目だ。

主力製品の中長期売上推移(予測)

ファイザー主力製品のポイント

現在、売上でファイザーを牽引しているのは「リリカ」「イブランス」「プレベナー13」そして「エリキュース」の4品目である。

リリカは今年特許が切れの影響は凄まじい(アメリカでは前年比-91%と驚異的な減少)。

イブランスも最大市場のアメリカでの特許が2023年頃に切れるのでは?との観測もある。

プレベナー13とエリキュースの特許が切れる2026年までには、ブロックバスター(売上$1,000million/年以上)をあと4〜6製品程度育成しておかないと経営的に厳しいかもしれない。

:下記の主要製品の売上合計が会社全体の売上の約50%程度しか占拠していない事が気になる。残りは長期収載品やライセンス料などなので、今後の更なる売上の可能性もあり得る。

Pfizer(ファイザー)の主な後期開発製品

UpjohnとMylanの新会社

新会社「Mylan+Upjohn」に関して

ファイザーは、2019年7月に後発品と長期収載品で構成されるアップジョン事業部門を、米マイランと統合し、新会社を設立すると発表した。

新会社は、2020年の予想売上高は約2.2兆円となる見通し。この規模は、世界最大のジェネリックメーカーであるイスラエルのテバ社に肩を並べる規模であり、世界最大級の後発品メーカーが誕生となる。

ファイザーは、OTC部門に引き続き、特許切れ製品と長期収載品部門を切り離しより特許が保持されている革新的医薬品に注力する。

新会社へ継承されるUpjohnブランド

このマイラン社との新会社に継承されるアップジョン事業部門は、ノルバスク、リピトール、セレコックス、リリカなどを取り扱っている。リリカは、2019年特許が切れたばかりの新薬である。この合併による国内でのエーザイとのコプロはどのようになるのか注目したい。そして、国内のファイザーMRの行く末はどうなるのであろうか?国内のエスタブリッシュ事業部の方は、マイランへ動く準備をし、統合したのちに人員整理の対象となるでしょうね。日本の長期収載品ビジネスは、MRなどの人員をかけてコマーシャルしていたら、ボトムラインが黒字にならないので、一気にバッサリいくと予想されます。



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